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武蔵高等学校中学校紀要「The Musashi Bulletin -Musashi High School and Junior High School - 」 >
2024年度・第8号 >

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タイトル: 武蔵学園のカラスはどんな暮らしをしているか~2023年前後の営巣と巣材および捕食・貯食行動の記録~
その他のタイトル: Hey Mr. Crow, how do you like living at Musashi Academy Campus? : Observations of Crows Nesting, Hunting and Hoarding on campus in 2023.
著者: 白井, 亮久
SHIRAI, Akihisa
キーワード: 生きもの地図
共存
採餌行動
巣材
都市鳥
ハシブトガラス
ハシボソガラス
普通種
発行日: 2024年11月30日土曜日
出版者: 武蔵高等学校中学校
抄録: ハシブトガラスとハシボソガラスが生息する東京都練馬区の武蔵学園で2023年前後の営巣状況を調べた。学園内では古巣を含む7つの巣が確認され,全て樹木での営巣だった。巣の外郭部はハンガーを含むものと含まないものがあり,巣主が特定された5巣のうちハンガーありの3つの巣がハシブトガラスで,ハンガーなしの2つの巣がハシボソガラスであった。このことは,都市部の武蔵学園で営巣するカラス2種では,巣材集めに利用する場所が異なることを示唆している。撤去されたハシブトガラスの2つの巣の外郭部の構成物を調べたところ,ハンガーの数は300本と108本で,金属製のものが70–75%を占めていた。そのほか,2023年のハシボソガラスによるヒヨドリの捕食やマヨネーズ容器の貯食行動,巣落ちした雛の観察など学園内のカラスの行動観察から,2024年4月に営巣したハシボソガラスの巣立ちまでを記録した。最後に武蔵学園内でのカラスと他の生き物の関係,学園におけるカラスとヒトとの付き合い方,身近な生き物調べについてまとめた。
URI: http://hdl.handle.net/11149/2772
出現コレクション:2024年度・第8号

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