武蔵大学論集 「The Journal of Musashi University」 >
2024年度・第72巻 第1・2・3・4号 >
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http://hdl.handle.net/11149/2693
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タイトル: | コンビニエンス・イールドの期間構造の修正Laguerre多項式による表現 |
その他のタイトル: | A modified Laguerre polynomial representation of the term structure of convenience yields |
著者: | 神楽岡, 優昌 KAGURAOKA, Yusho |
キーワード: | Laguerre polynomials Crude oil Futures Convenience yields |
発行日: | 2025年3月1日土曜日 |
出版者: | 武蔵大学経済学会 |
抄録: | 原油先物の期間構造や時間発展をモデル化するためのファクター・モデルとして,修正Laguerre多項式を提唱した.既存研究はNelson-Siegelモデル(NSモデル)を採用して,ダイレクトに原油先物価格に適用しており,理論的解釈や実証結果との整合性に問題がある.これに対して,本研究は原油先物価格から推定されるコンビニエンス・イールドを対象に修正Laguerre多項式を適用しており,ファイナンス理論において解釈に矛盾はなく,またコンビニエンス・イールドの変動に対する主成分分析による実証結果と整合する.実務への応用として,修正Laguerre多項式の唯一のパラメターである減衰係数の推定方法を2つ提案し,ヘッジの有効性をNS モデルと比較して分析した.第0次,第1次,第2次の修正Laguerre多項式を3つのファクターとして採用し,減衰係数を次数毎に別々に設定すれば,修正Laguerre多項式に基づくヘッジ戦略の有効性が極めて高いことが示された. |
内容記述: | 論文 Articles JEL Classification Code: C6, G1 |
URI: | http://hdl.handle.net/11149/2693 |
出現コレクション: | 2024年度・第72巻 第1・2・3・4号
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