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武蔵大学論集 「The Journal of Musashi University」 >
2017年度・第65巻 第2・3・4号 >

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タイトル: 株式銘柄間の相関係数予測モデルの比較
その他のタイトル: Comparetive Study on the Correlation Estimation Models of Stocks
著者: 隅田, 誠
SUMIDA, Makoto
キーワード: 相関係数
ベイズ修正
James-Stein推定量
3ファクターモデル
フィッシャーのz変換
発行日: 2018年3月15日
出版者: 武蔵大学経済学会
抄録: 株式投資のリスク推定に関して,ベイズ修正やJames-Stein推定量がベータ値,すなわち市場ポートフォリオの収益率に対する感応度の予測に適することが過去に示されてきた.シングルインデックスモデルのもとでは,銘柄間の相関係数がベータ値を利用して計算されるため,それらの修正を適用したベータ値を用いて計算される相関係数は,そうでないものに比べて優れた予測精度を示すことが予想される.同様に,マルチファクターモデルのもとであっても,すべての回帰係数を修正することで相関係数の予測精度が向上することが期待できる.本稿では,日本の取引所に上場する銘柄を対象にこの検証を行い,これらの予想を肯定するような結果を実証によって示す.また,通常の推定量によって推定される相関係数自体に対しても同様の修正が適用でき,それによって予測精度を向上させられることが予想できる.本稿では同時にこの検証も行い,肯定的な結果を示す.
内容記述: 論文
Articles
JEL Classification Codes: G11,G17
URI: http://hdl.handle.net/11149/1997
出現コレクション:2017年度・第65巻 第2・3・4号

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