武蔵大学人文学会雑誌 「The Journal of Human and Cultural Sciences」 >
2010年度・第42巻 第3・4号 >
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http://hdl.handle.net/11149/911
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タイトル: | Singlish のcreoloid 性についての一考察 : 言語進化連続体のフレームワークを超えて |
その他のタイトル: | Some Remarks on the Creoloidic Aspects of Singlish:An Indigenous Pidgin, a Fully Mature Variety, or a Creoloid |
著者: | 土屋, 武久 本多, 吉彦 |
発行日: | 2011年3月28日 |
出版者: | 武蔵大学人文学会 |
抄録: | シンガポールで使用されているSinglish の特性を,その発音,文法,語彙などの諸相に言及しつつ,社会言語学的観点から論じる。Singlish については,多様な民族と複数の言語が渦巻く社会状況から発生した特異な一変種,それも現地諸語の痕跡を色濃く残すPidgin とみなす研究者が少なくない。その一方でSinglish を,オーストラリア英語やニュージーランド英語と同様に,すでにほぼ成熟した英語の変種と考える研究者もいる。しかし本稿では,そうした単純な言語進化連続体の枠組みを排し,英語を人工的に公用語化する過程で共時的ないしは同時代的に誕生した,独自のcreoloid としてSinglish を捉え,その意義と可能性を探っていく。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11149/911 |
出現コレクション: | 2010年度・第42巻 第3・4号
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