English
 


武蔵大学人文学会雑誌 「The Journal of Human and Cultural Sciences」 >
2024年度・第56巻 第2号 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11149/2715

タイトル: 放射化学的中性子放射化分析による岩石及び水に含まれるランタノイドとウランの定量―第2部水試料分析のための水酸化アルミニウム共沈捕集法の開発―
その他のタイトル: Determination of Lanthanoides and Uranium in Rock and Water Samples by Radiochemical Neutron Activation Analysis: Part 2 Development of a Pre-Concentration Method Using Aluminum Hydroxide Coprecipitation for Water Samples
著者: 米沢, 仲四郎
黒澤, 達也
YONEZAWA, Chushiro
KUROSAWA, Tatsuya
発行日: 2025年3月1日土曜日
出版者: 武蔵大学人文学会
抄録: 放射化学的中性子放射化分析(RNAA)による水試料中のランタノイドとUの定量に必要な、水酸化アルミニウムによる共沈捕集法を開発した。各種アルミニウム物質を分析して、ランタノイドとUが最も低濃度の高純度塩化アルミニウムを共沈剤に使用した。水溶液からランタノイド、Sc及びUを水酸化アルミニウムと共沈分離するための、pH、Al量、担体量及び水溶液量などの基本条件をトレーサー実験によって確認した。共沈捕集によるランタノイドとUの化学収率は、同じ共沈挙動をする46Scを試料水に一定量添加して、捕集後にそのγ線計数によって求めて、補正した。開発した共沈捕集法を予備的に河川水と海水試料のRNAAに適用した結果、①水試料の共沈捕集をする実験室環境、②水酸化アルミニウム沈殿作製における最適pH、及び③共沈捕集物の分解法について、更に検討が必要であることが明らかになった。
内容記述: 藥袋佳孝教授記念号
URI: http://hdl.handle.net/11149/2715
出現コレクション:2024年度・第56巻 第2号

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
jinbun56_02_165_178_yonezawa_kurosawa.pdf398.58 kBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0!