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武蔵大学論集 「The Journal of Musashi University」 >
2021年度・第69巻 第1号 >

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タイトル: 円ドルレートの購買力平価を巡って―物価指数の選択と購買力平価説の検証―
その他のタイトル: Purchasing Power Parities on Yen-US Dollar Exchange Rate ―Selection of the price Index and the examination of PPP―
著者: 門多, 治
KADOTA, Osamu
キーワード: 購買力平価
実質為替レート
Balassa-Samuelson効果
発行日: 2021年12月23日
出版者: 武蔵大学経済学会
抄録: 円ドルレートの長期購買力平価を各種物価統計を用いて計測した.その結果,物価指数として,貿易財関連物価や生産者物価を用いて作成した購買力平価と実勢レートとの乖離が小さい一方で,非貿易財を含む消費者物価を用いた場合には,その乖離は大きいことがわかった.貿易財のなかでも,より対象範囲を狭めた製品類の輸入物価を用いて作成した場合には,PPPと実勢レートとの乖離は縮小した.また,各種実質為替レートの単位根検定を行い,長期の購買力平価説の成立が確認された.
内容記述: 論文
Article
JEL Classification Codes : F310
URI: http://hdl.handle.net/11149/2362
出現コレクション:2021年度・第69巻 第1号

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