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武蔵社会学論集 : ソシオロジスト 「Jornal of the Musashi Sociological Society」 >
2020年度・2021,No.23 >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/11149/2232

Title: 障害者水泳をアダプテッド・スポーツにする―「待つ」という実践的行為に注目して―
Other Titles: “Waiting” in Social Relationship: Focusing on the Process of Adapted Sports
Authors: 玉置, 佑介
TAMAOKI, Yusuke
Issue Date: 22-Mar-2021
Publisher: 武蔵社会学会
Abstract: 本稿は,障害者水泳の指導員と生徒との関係性にみられる「待つ」という実践的行為に焦点をあてる。1節では,問題関心として障害者水泳の指導員たちの諸実践にアプローチすることの意義が提示される。つづく2節では,障害のある人のスポーツの社会的位置づけを概観しながら,「アダプテッド・スポーツ」の理念について検討し,「競技性」を重視したアスリート中心のリアリティが析出されていく傾向にたいし,「競技性」以前の領域の意義について「障害の関係者」という視点に言及しながら検討する。また,3節では,障害者水泳の指導員に要請される「待つ」という実践的行為が具体的にいかなるものかを確認するために,福祉場面における介助実践を概観し,「待てるようになる」ところからはじめられる関係性の契機について考察していく。つづく4節において,具体的な事例検討をとおして,当事者が「感じ取っているらしい秩序」にしたがって「待つ」ことが実践されていることを記述する。最後に,5節において,対象者の「意思」や「指示」をとらえていく際に「その人固有の流れ」を感じ,「やるべきことを一緒につくる」というスタンスが要請されていることを明らかにしながら,そのプロセスこそが障害者水泳というスポーツを「アダプテッド・スポーツ」にしていく社会過程であることを提示していく。
URI: http://hdl.handle.net/11149/2232
Appears in Collections:2020年度・2021,No.23

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