English
 


武蔵社会学論集 : ソシオロジスト 「The Sociologist : Journal of the Musashi Sociological Society」 >
2001年度・2002,No.4 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11149/207

タイトル: <研究ノート>犯罪者更生保護の「臨床社会学」に関する一考察
その他のタイトル: <Research Note> A Study of the Application of Clinical Sociological Perspective for the Offenders Rehabilitation Service
著者: 荒木, 龍彦
ARAKI, Tatsuhiko
発行日: 2002年3月22日
出版者: 武蔵社会学会
抄録: 現在,わが国において「臨床社会学」の研究活動を進めようとする動きが活発である。ここでは,犯罪前歴者の更生保護の現場を領域とした場合,どのような「臨床社会学」的アプローチが可能であるか検討する。まず一事例に関して診断と行動予測,介入と評価という一連の関与の流れを示し,これを素材とした社会学的な関与の在り方を検討する。この作業により示したいのは,臨床社会学の枠組みが,臨床対象の全体の姿をとらえることから出発し,それに合わせる形で活用可能な社会学の知見をフルに動員して構築されるべきであるということである。また,それを効果的に行うためには,当面,臨床社会学の対象を拡散させずに絞りこむ一方,多様な社会学の方法論を折衷的に取り込む姿勢が重要である。
URI: http://hdl.handle.net/11149/207
出現コレクション:2001年度・2002,No.4

このアイテムのファイル:

このアイテムに関連するファイルはありません。

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0!