武蔵社会学論集 : ソシオロジスト 「The Sociologist : Journal of the Musashi Sociological Society」 >
2001年度・2002,No.4 >
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http://hdl.handle.net/11149/205
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タイトル: | 看護職の専門化過程に関する若干の考察 |
その他のタイトル: | Considerations of the Professionalization of Nurses |
著者: | 宮田, 正夫 MIYATA, Masao |
発行日: | 2002年3月22日 |
出版者: | 武蔵社会学会 |
抄録: | 今日,さまざな職能団体が,資格,登録制の有無を問わず知識・技能の専門性を根拠として既成の専門職カテゴリーに分類(専門職化)されることを目指している。こうした動きは決して目新しいことではない。既に19世紀を境として,古典的な専門職である医師,法律家,聖職者の枠を越え,産業化の波は数多くの新たな専門職を生み出してきた。関連する技術が高度化したことにより,かつては考えられなかった程多くの職業が専門職として承認される権利を持つにいたっているといえる。こうした状況を前にして,いったい何が専門職であるのか再考する必要が出てきている。同時に,専門職化がいかなる条件を前提にしているかを検討すべきであろう。ここでは特に,医療専門職に関する内容を中心に見ていきたい。とりわけ,看護職が専門職としての地位を獲得する上で問題になることがらを,先行する医療専門職の歴史を手掛かりに考察するつもりである。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11149/205 |
出現コレクション: | 2001年度・2002,No.4
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