武蔵社会学論集 : ソシオロジスト 「The Sociologist : Journal of the Musashi Sociological Society」 >
1999年度・2000,No.2 >
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http://hdl.handle.net/11149/191
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タイトル: | <研究ノート>ジャーナリズムの理念型 |
その他のタイトル: | <Research Note> An Ideal-type of Journalism |
著者: | 中, 正樹 栗田, 宣義 NAKA, Masaki KURITA, Nobuyoshi |
発行日: | 2000年3月22日 |
出版者: | 武蔵社会学会 |
抄録: | ジャーナリズムを理念型として定義すると,それは,当該言説の志向が報道と記録に向けられ,当該言説が自らの権威によって解説と論評を加え,そして当該言説が反権力をとなえることによって特徴づけられる,マス・メディアに依拠した活動となる。これに近似した具体的媒体は,世界中で観察されることだろう。しかし,すべての要件を厳密に満たした媒体はどこにも存在しないかもしれない。また,たとえ存在したとしても,それがわれわれにとって最善のコミュニケーション・ツールである訳でもない。歴史的に形成されてきたジャーナリズムを抽象化し,事後的に理念型として提示したのが本稿の定義だからだ。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11149/191 |
出現コレクション: | 1999年度・2000,No.2
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