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2014年度・第62巻 第1号 >
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http://hdl.handle.net/11149/1704
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タイトル: | 解雇法制をいかに考えるか―効率性と価値規範をめぐって |
その他のタイトル: | A Critical Review on Employment Protection Law in Japan |
著者: | 木下, 富夫 KINOSHITA, Tomio |
キーワード: | 解雇法制 解雇規制指数 随意的雇用契約 新古典派経済学の価値規範 |
発行日: | 2014年7月22日 |
出版者: | 武蔵大学経済学会 |
抄録: | 日本の整理解雇四要件は強すぎて,長期的経済成長の妨げになっているという主張がある.しかしOECDの解雇規制指数をみれば,日本の規制は必ずしも強くないといえる.アングロ−サクソン諸国の解雇規制指数はおしなべて小さいが,わが国のそれはオーストラリアに近い.ところで法規制の背後には国ごとの価値規範が存在していると考えられる.本稿ではトッドの家族類型論をもとに,日本と米国(新古典派経済学,コモン・ロー)の価値規範の比較を試みる.新古典派経済学に伏在する価値規範は,コモン・ロー諸国の価値規範を反映したものであることが推測される. |
内容記述: | JEL Classification Codes: J41, K31 |
URI: | http://hdl.handle.net/11149/1704 |
出現コレクション: | 2014年度・第62巻 第1号
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