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武蔵大学論集 「The Journal of Musashi University」 >
2013年度・第61巻 第1・2号 >

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タイトル: インド製造業の成長を阻害している要因(1)
その他のタイトル: Factors Hindering the Growth of Indian Manufacturing Enterprises(1)
著者: 二階堂, 有子
NIKAIDO, Yuko
キーワード: インド
中小企業
労働法
経済発展
人口ボーナス
成長会計
発行日: 2013年11月29日
出版者: 武蔵大学経済学会
抄録: インドの経済発展プロセスは,東アジアの経済発展プロセスと比べ,ユニークである.つまり,これまで途上国の発展モデルの典型とされてきたペティー=クラークの法則,ルイスやフェイ=ラニスモデル,トダロモデルがインドには当てはまらず,農業部門に余剰労働力を残したまま,サービス部門が経済成長を牽引している.本稿の目的は,インドの製造業が比較優位を活かせず停滞している諸要因を明らかにすることである.今回はとくに中小零細企業支援政策と厳格な労働関連法に焦点を当て,制度の整理と先行研究のレビューを行う.次回で残る諸要因について同様に検討し,こうした諸要因が組織部門の製造業のパフォーマンスに統計的に有意な影響を与えているかどうかを検証するのが最終目標である.
URI: http://hdl.handle.net/11149/1635
出現コレクション:2013年度・第61巻 第1・2号

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