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2012年度・第60巻 第3・4号 >
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http://hdl.handle.net/11149/1586
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タイトル: | 司法試験予備試験の理念とその課題 |
その他のタイトル: | A Critical Review of the Preliminary Qualifications Test of Japanese Bar Examination |
著者: | 木下, 富夫 KINOSHITA, Tomio |
発行日: | 2013年3月14日 |
出版者: | 武蔵大学経済学会 |
抄録: | 司法試験予備試験は,法科大学院制度を補完するために創設された。法科大学院制度の問題点とは,(旧制度と比較して)法曹を目指すコストとリスクがともに大きくなったことであり,それゆえ優秀であっても,経済的余裕のない学生が法曹への道をあきらめかねない,というものであった。これまでに行われた予備試験とその合格者の司法試験受験の結果を見ると,予備試験が学生に対して大きなインセンティブを与え,そして優秀な学生を呼び込んでいることが伺える。今後の最重要課題は,予備試験の合格者枠をどの程度にまで拡大すべきかであるが,この政策判断は法務省に委ねられている |
URI: | http://hdl.handle.net/11149/1586 |
出現コレクション: | 2012年度・第60巻 第3・4号
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