武蔵大学論集 「The Journal of Musashi University」 >
2010年度・第58巻 第2号 >
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http://hdl.handle.net/11149/1390
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タイトル: | 利他主義のインセンティブ : 身体部位の提供に関する質問票調査の結果報告 |
その他のタイトル: | Do incentives work for altruism? A survey on giving and selling of human body parts |
著者: | 古瀬, 公博 |
発行日: | 2010年11月30日 |
出版者: | 武蔵大学経済学会 |
抄録: | 日本をはじめとする多くの国において,血液や骨髄などの身体部位は無償で提供されることが望ましいと考えられている.しかしながら,近年では,身体部位の供給不足に対する懸念を一つの背景として,経済的誘因の有効性を再検討する研究が行われるようになってきた.既存研究では,個々の身体部位に関する分析は行なわれているけれども,異なる身体部位に対する経済的誘因の効果を比較した研究はほとんど行なわれていない.本研究では,質問票調査法を用いて,血液と骨髄,精子,卵子を対象にして,提供に伴う便益や負担に対する評価が経済的誘因への態度に与える効果を分析し,その効果の強さや方向が身体部位によって異なることを明らかにした. |
URI: | http://hdl.handle.net/11149/1390 |
出現コレクション: | 2010年度・第58巻 第2号
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