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2010年度・第58巻 第2号 >
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http://hdl.handle.net/11149/1389
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タイトル: | 会社法における純粋持株会社の投資家保護とその課題 : 取締役の競業避止義務を題材として |
その他のタイトル: | The Problems about the Protection of Holding Company’s Investors in Japanese Corporation Law : A Subject of the Director’s Duty not to Compete |
著者: | 水島, 治 |
発行日: | 2010年11月30日 |
出版者: | 武蔵大学経済学会 |
抄録: | 会社法上,取締役が会社の事業の部類に属する取引を行う場合には一定の制約が課されている(会社法356 条1 項1 号)。これは,取締役がその地位を利用して会社の利益を損なうことを防止する趣旨のものであるが,会社の事業の部類に属する取引の該当性を市場の競合を基礎として判断する従来の枠組みを前提とすると,純粋持株会社の取締役の場合にはこうした制度が十分に機能しない可能性がある。本稿は,純粋持株会社を前提として会社法356 条1 項1 号の適用関係を整理した上でその問題点を検討するものである。 |
URI: | http://hdl.handle.net/11149/1389 |
出現コレクション: | 2010年度・第58巻 第2号
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