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武蔵大学論集 「The Journal of Musashi University」 >
 
2007年度・第55巻 第3号 >
 
    
        
            
                
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                http://hdl.handle.net/11149/1313
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| タイトル:  | 日米欧の資本移動および株価と為替レートの伝播現象 |  
| その他のタイトル:  | Spillovers Across Stock Prices and Foreign Exchange Rates of US, Japan and EU: Focusing on International Capital Flows |  
| 著者:  | 大野, 早苗 |  
| 発行日:  | 2008年2月29日金曜日 |  
| 出版者:  | 武蔵大学経済学会 |  
| 抄録:  | 近年における国際間の資金フローは急速に拡大しており,とりわけ欧州地域からの資本フローの拡大が著しいが,本稿は国際的な資金移動の拡大を背景とした日米欧の株価および為替レートの間における伝染効果を検証している。ロシア危機などの金融危機の発生時には株安連鎖が顕著となりリスク・ヘッジ手段が最も必要とされる時期に分散投資によるリスク低減が機能しないとの指摘があるが,ボラティリティーの急増が相関係数の上方バイアスを発生させているとの指摘もある。本稿では,こうした分散不均一性による相関のバイアスを調整するとともに,各地域間における経済の相互依存性を考慮することから構造VAR モデルに関してRolling regression を行い相関の推移を検証した。その結果,ロシア危機など一時的に国際金融市場が混乱状態に陥った時期よりも,IT バブル発生時とその崩壊時など,景気変動と大規模な資金の流れの変化をともなう中長期期間において相関の変化が顕著に示された。 |  
| URI:  | http://hdl.handle.net/11149/1313 |  
| 出現コレクション: | 2007年度・第55巻 第3号
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