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武蔵大学論集 「The Journal of Musashi University」 >
2023年度・第71巻 第1・2・3・4号 >

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タイトル: 識別可能無形資産の償却期間に関する実態分析
その他のタイトル: Research on amortization period for identifiable intangible assets
著者: 髙橋, 由香里
TAKAHASHI, Yukari
キーワード: 取得原価の配分
償却
無形資産
のれん
企業結合
発行日: 2024年3月1日
出版者: 武蔵大学経済学会
抄録: 本研究の目的は,企業結合において認識された識別可能無形資産への取得原価の配分と償却期間の実態を明らかにすることで,取得原価の配分を通じた利益マネジメントの可能性を検討することにある.正ののれんが発生し,のれん以外の識別可能無形資産への配分額と償却期間がその種類別に開示された149件の償却期間について検討した結果,商標権を非償却とする事例や,他の識別可能無形資産を20年超の償却期間とする事例はあったものの,全体としては利益マネジメントを企図したと考えられる償却期間が設定される傾向は見られなかった.償却期間の選択に裁量の余地があるとしても,規則償却を行う限りにおいては,取得原価の配分を通じた利益マネジメントは生じにくいといえる.
内容記述: 論文
Articles
JEL Classification Code: M40, M41, M48
URI: http://hdl.handle.net/11149/2586
出現コレクション:2023年度・第71巻 第1・2・3・4号

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