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武蔵社会学論集 : ソシオロジスト 「The Sociologist : Journal of the Musashi Sociological Society」 >
2006年度・2007,No.9 >

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タイトル: 1995年SSM調査データによる階級カテゴリーの作成について(Ver. 1)
その他のタイトル: On the Class Categories for Empirical Studies based on the SSM Survey Data
著者: 橋本, 健二
HASHIMOTO, Kenji
発行日: 2007年3月22日
出版者: 武蔵社会学会
抄録: 本稿は,橋本が考案した資本家階級・新中間階級・労働者階級・旧中間階級の4階級図式を,実証研究に使用可能な階級カテゴリーへと操作化する方法を解説するものである。ここで使用する4階級図式は,Roemerの階級理論を基本としながら,資本主義社会においては生産手段が主要な生産的資産であること,現実の資本主義社会には前資本主義的生産様式と資本主義的生産様式が共存し,両者の間に搾取関係が存在することを考慮して定義されたもので,操作化の際には職種と従業上の地位を基本変数とし,これに従業先の規模,役職,性別を加味している。使用するデータは主に1995年SSM調査データを想定しているが,他のデータによって階級カテゴリーを作成する場合についても言及する。なお,ここで解説する階級カテゴリーは,従来使われてきた階級カテゴリーを,(1)汎用性と再現可能性を高める,(2)精度を高める,という2つの観点から部分的に修正したもので,検討の過程で明らかになった従来の階級カテゴリーの問題点についても明らかにする。本稿に記された階級図式,操作化の方法,SPSSシンタックスの利用は,原則として自由である。
URI: http://hdl.handle.net/11149/246
出現コレクション:2006年度・2007,No.9

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