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武蔵社会学論集 : ソシオロジスト 「The Sociologist : Journal of the Musashi Sociological Society」 >
2001年度・2002,No.4 >

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タイトル: 施設ケア・施設社会化・コミュニティケア : 東京都区部・市部における特別養護老人ホームの入所許容率・待機高齢者率の推移に関する研究
その他のタイトル: Residental Care, Socialization of Institution, and Community Care
著者: 小坂, 啓史
KOSAKA, Hiroshi
発行日: 2002年3月22日
出版者: 武蔵社会学会
抄録: 本研究は施設ケアのニーズが今もなお存在しうることを考慮し,コミュニティケアと関連する議論についての考察をした上で,実証分析を行うことを目的とした。イギリスでは従来コミュニティケアが肯定的に捉えられ,施設ケアには否定的という議論の構図が支配的であるが,近年ではこうした見方に懐疑的な議論もある。日本では施設ケアへの否定的な見解は少なく,施設社会化の概念を媒介させることでコミュニティケアについて考えるという観点も有していた。本稿ではこのような見方を踏まえて施設福祉政策の実施状況を捉え,コミュニティケアへの実現可能性を理解することを目的とした。分析方法としては東京都の区部と市部の特別養護老人ホームを対象に,入所許容率と待機高齢者率を用いて4つの類型(ニーズ喚起型,政策効果型,他地域流出・地域埋没型,ニーズ加重型)に分類,類型ごとに施設ケア-施設社会化-コミュニティケアというシナリオに沿った評価を行うこととした。結果として区部では類型変化があまりなく,施設福祉政策の効果がさほどみられないこと,市部では政策効果型が増加しニーズ加重型が減少しており,政策効果が相対的にみらオた。各類型と上記のシナリオとの関連では,実現可能性が高まる順に政策効果型,ニーズ喚起型,他地域流出・地域埋没型,ニーズ加重型となり,地理的関係については都心部から遠ざかるほど,コミュニティケアに至るまでの実現可能性が高まるといえることが示された。
URI: http://hdl.handle.net/11149/206
出現コレクション:2001年度・2002,No.4

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