English
 


武蔵大学論集 「The Journal of Musashi University」 >
2007年度・第55巻 第4号 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/11149/1323

タイトル: 国際証券市場の伝染効果に関する一考察
その他のタイトル: International Contagion across Asset Markets: A Review of Empirical Methodologies
著者: 大野, 早苗
発行日: 2008年3月15日
出版者: 武蔵大学経済学会
抄録: 経済のグローバル化の進展とともに資産価格の国際的連動性も高まる傾向にあるが,国際金融市場が危機的状況に陥る局面において資産価格の連鎖安が一時的に顕著となり,リスクヘッジ手段が最も必要とされる時期に分散効果の有効性が低下するとの指摘がある。ブラックマンデー以降,資産価格の暴落が瞬時に国際的に伝播する現象に関して関心が寄せられるようになり,1990 年代にはエマージング諸国において危機が多発したことから,伝染効果に関する研究も蓄積されるようになった。本稿は伝染効果に関する先行研究を主に実証研究の観点から展望したサーベイ論文である。特に,分散不均一性,経済の相互依存性,観測不能な共通ショックが存在する場合の推計上の諸問題に焦点を当て,伝染効果に関する検証方法の展開について概説する。
URI: http://hdl.handle.net/11149/1323
出現コレクション:2007年度・第55巻 第4号

このアイテムのファイル:

このアイテムに関連するファイルはありません。

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

Valid XHTML 1.0!